身体活性化呼吸法について

中高年のアンチエイジング

■足裏全身呼吸法

ハマーダイエットスクール
「心身健康道場」では、主に4つの呼吸法を指導しますが、
その前に「人間と呼吸の関係」についてお話しさせて頂きます。
 
そもそも、エネルギー無しでは人間は生命活動も営めないわけですが、
人間がエネルギーを得るためには、二つしか方法がないのです。
 
一つは食べ物・飲み物など、口から栄養を摂る事。
 
もう一つは「呼吸をする事」です。
 
多くの人は健康になる為、またダイエットの為に
様々な食べ物・飲み物に気を使い、お金も多く使います。
 
しかし、よく考えてみてください。
 
人間は何日か食べ物を食べなくとも、何日か水分を取れなくとも、
ある程度生き延びる事はできます。
 
しかし呼吸が無くなれば、ものの数分間も生きていく事ができません!
 
実際、私達が摂取している食べ物・飲み物も、口に入り食物を分解し、
栄養素を体の隅々まで運んで活動エネルギーにするためにも、酸素が絶対に不可欠なのです。
 
つまり呼吸こそが、人間にとって、「より根本的なエネルギーの大もとなのです。」
 
しかし、生まれた時から身近で、無料で行なう行為ですので、
あまりにも当たり前すぎて、誰も呼吸には見向きもしません。
 
多くの人は口に入れるものには気を使うのですが、根本にある呼吸自体を見直した方が、
はるかに痩せたり健康になれると思いませんか?
 
科学技術や医学が非常に高度に発達した現代において、人間が理解し解明できない事など
何一つ無いように思ってしまいがちですが、突き詰めていけば、実はまだ何も解っていないのが現実です。
 
実際、世の中の出来事は、科学で解明できない事の方が多いのです。
 
人間の体は、60兆個の細胞から構成されていますが、
呼吸の仕方を変える事によって、一つ一つの細胞を、生き生きと活性化する事ができます。
気功呼吸法
細胞レベルからのパワーアップによって、自分の体そのものが変化し、エネルギーが高くなり、
体から「気」が湧出する状態になれば、全身の循環が良くなりますから、
当然ダイエットにも影響は出ますが、それ以前に自然治癒力が高まり
「病気になりにくい」「病気やけがの治りが早い」といった現象が起きてきます。
 
人間が、自分の人生をより素晴らしいものにしたい、活き活きと輝かせたいと、願うのであれば、
生命活動の根本であるエネルギー、すなわち“気”を高める必要があります。
 
身体を構成している60兆個の細胞一つ一つに、強力なエネルギーで働きかけ活性化させる事が、
人間を健康的に輝かせる本質的な方法なのです。
 
単純に、“気”と言われても、ピンとこないかもしれませんが、我々が日常口にしている言葉でも、
 
「気合いが足りない」「気が合う」「根気がない」「やる気がない」
「気持ちがない」「覇気がない」「気が乗らない」「元気が無い」
「気分が悪い」「病気になる」「気持ちが無い」等々。
 
まだまだ、自然と使っている言葉もありますが、全て、人間の体から発する、“気”から来ています。
 
“気”が、身体から溢れるようになると、身も心も疲れなくなります。
身体を構成する、60兆の細胞一つ一つが活性化され、体そのものが変わり、
 
「病気になりにくい」「病気やけがの治りが早い」「運が開ける」「人に好かれる」「毎日が楽しくなる」
 
といった好循環になり、人生が明るく開けます。
 
“気”とは、生けとし生けるもの、全てにある生命エネルギーなのです。
呼吸法
このように、60兆の細胞を活性化させ、心身共に健康になり、
自分の体に“気”を充実させる為の秘訣は、呼吸法にあります!
 
大事な事は、一般の人が行っているような浅い呼吸でなく、
体の隅々まで新鮮な酸素が行きわたる深い呼吸、全身呼吸です。
 
両手両足の先が、人間にとって心臓から最も遠い箇所になります。
 
両手両足まで血液が循環していれば、循環の状態は万全です。
 
このような両手両足の先まで酸素を送り、丹田に意識を置き、気を高める全身呼吸法、
「足裏全身呼吸法」を指導していきます。
 
脳内物質「セロトニン」も活性しイライラやストレス軽減効果も期待でき、
心身共にリラックスする事ができますし、「リラックス瞑想」も行いますので
無意識化にある疲れも軽減できる事でしょう。
 

■呼吸法2 「腹式呼吸法」「高速腹式呼吸法」

ボランティア 指導心身健康道場では「足裏全身呼吸法」の他に、「腹式呼吸法」「高速腹式呼吸法」も指導します。
 
呼吸と自律神経は、深い関係にあるので、深くゆっくりと息をしていれば、リラックス時に働く
「副交感神経」がスムーズに動き、ホルモンの分泌や、免疫の働きが正常になります。
 
その中でも腹式呼吸をしっかりとすると、横隔膜の運動範囲が通常呼吸の2~3倍になり、
胃腸が刺激され、働きも活発になります。
 
よく耳にする「自律神経」は2つに分けられます。
 
一つは、仕事やスポーツなど、緊張が必要な時に優位に立つ「交感神経」。
そしてお風呂に入ったり、寝るとき、リラックスしている時に優位に立つ「副交感神経」この2つです。
  
この2つの神経がバランスよく保たれているからこそ、毎日の健康が維持されているのです。
  
ですが、この現代社会は仕事のストレス、家庭のストレス、人間関係のストレスに悩む方が非常に多く、
更に不規則な生活で、交感神経ばかりが優位に立っている人が殆どなのです。
  
そうすると、副交感神経とのバランスが崩れ、身体の緊張状態が続き、
「疲れがとれない」「眠れない」「気分が落ち着かない」など、精神的な病を発生し、
最悪の場合「鬱」になり、自殺をするケースも後をたちません。
  
こういった心の病を解消する為にも、呼吸は「本当に重要な役割」を果たすのです。
 
身体を健康に保つには、身体にある60兆個の細胞に、
血液を通って、新鮮な酸素と栄養素を届けねばなりません。
 
その為にも、自律神経のバランスを整える事が何よりも重要です。
  
最近では、「腸内環境が、病気も寄せ付けない免疫力の7割を決める」とも言われますが、
その大事な腸内環境も、自律神経に支配されているからです。
  
「新鮮な血液」を送り届ける為の血管ですが、
血管は「収縮と拡張」を繰り返しながら全身に血液を届けています。
  
ですが、ストレスばかりで緊張状態が続き、交感神経ばかりが優位に立つと
「交感神経は、血管を収縮させる働きがある」為、血管が収縮して狭くなり
細胞一つ一つに血液が届きにくくなるのです。
  
逆に副交感神経は「血管を拡張させる働き」がありますので、
このリラックス状態を作る「副交感神経」の働きを活発にする必要があるのです。
  
ちなみに、交感神経の機能は、年齢を重ねても落ちないのに対し、
副交感神経は、年齢とともに機能がドンドン落ちて行きます。
 
ですから、意識して副交感神経の働きを高める必要があるのです。
 
この副交感神経の働きは男性は30歳、女性は40歳がピークで、
それを過ぎたあたりから、ドンドン機能が低下し、血管は収縮する一方なのです。
 
副交感神経は、血管にとっても重要ですが、腸内環境においても、実は非常に重要な役割をもっています。
  
腸は血管とは逆で、副交感神経が優位に立つと「収縮能率がアップ」し、「栄養の吸収効率」が高まります。
 
腸内環境が悪いと、いくら体にとって良いモノを食べても殆ど吸収されないのです。
腹式呼吸法
ですから、副交感神経を優位にすると「血管が拡張して、新鮮な酸素と栄養素が行き届き」
なおかつ「腸が収縮し、栄養吸収効率を高める」ので、良いこと尽くしなのです。
  
ストレスばかり抱え、常に交感神経ばかりが優位に立ってる現代人にとって、
意識的に、副交感神経を優位に立たせる「唯一の方法」が「呼吸」です。
  
特に40代からは、リラックス状態の「副交感神経」を優位にしないと
様々な要因で身体の中はボロボロになってしまいます。
  
    交感神経が優位の場合   副交感神経が優位の場合
  
血管:     収縮            拡張
血圧:     上昇            下降
心臓:     速い            ゆっくり
胃腸:     ゆっくり          活発
発汗:     促進            抑制
  
 
そして、意識した呼吸を行なう事で、
  
深い呼吸をする → 副交感神経が優位になる → 血流が安定する → 腸が収縮し、栄養の吸収効率が高まる
→ 全身に新鮮な酸素と栄養素が運ばれる → 身体を健康な状態にする事ができる。
 
といった好循環になっていきます。
  
大学病院にある、専門的な「自律神経バランス測定装置」で実際に測ってみても、
この呼吸をする前と、実際に行った後では、数値としても「交感神経から副交感神経に移動」するのです。
  
通常は「自分自身で自律神経をコントロールする事は不可能」に近いですが、
唯一、この呼吸法を行なう事で副交感神経を優位にする事ができます。
  
これらを丁寧に、「楽しく」指導していきますので、是非日々の生活に取り入れて下さい。
 

■高速腹式呼吸法

健康寿命向上道場
「腹式呼吸」の中でも、この呼吸法は
「短時間で、驚異的な速度の腹式呼吸を持続的に行う」ことで、
短時間でエネルギーを高め、神経系、内分泌系、脳に強く働きかけるとともに、
腹筋を激しく動かすため、腹筋も鍛えられ、基礎代謝もあがり免疫力も強くなります。
 
大腸の長さは日本人は一般的に1.5mとも言われますが、4万人の内視鏡検査の結果、
長さは人それぞれで、長い人は倍近くもある事が解っています。
 
その為、腹圧がかからない人は大腸が垂れ下がり、ねじれたり、からまったりと
便秘の原因や、大腸がんの原因にもなっていきますので、内臓の強化にもつながっていきます。
 
免疫力・自然治癒力の強化、 体力増強 、集中力の高揚、
体内の浄化作用等の効果が得られる呼吸法です。
 
高速で腹式呼吸をしていきますので、腹圧もかかり、
お腹周りもスリムになり、腸自体にも筋肉がつき、便秘改善も期待できます。
 
40代に入ると、「呼吸を意識した生活を送りましょう!」
 
呼吸は自分でコントロールができ、早くしたり、遅くしたり自在に操られます。
 
また、人は呼吸によって体外から酸素を取り込むだけでなく、体内の老廃物や、二酸化炭素を排出しています。
呼吸は、排泄や汗をかいたりするのと同じように、「体の掃除」もしてくれます。
 
深く正しい呼吸をするだけで、血液の循環がよくなり、肩こりや頭痛、疲労まで改善してくれます。
心身ともにリラックスして、ストレスは軽減し、心が安定してきます。
 
座禅や瞑想も、腹式呼吸が基本です。
いつもの浅い呼吸でなく、深くて、長い呼吸を心がけましょう。
 
呼吸はどこにも行かず、お金もかからず、副作用もありません。
 
是非、これからの人生健康の為にも、呼吸を大事にして生活しましょう。

 

■息吹

 
心身健康道場最後の呼吸法は「息吹」です。
 
これは空手の選手が「試し割り」などの時にする動作で有名です。
(目の前で手を交差し、「カー」っと息を吐く動作です。)
 
私自身、幼いころから空手に興味を持ち、小学校の時には伝統派空手に入門し、
中学高校では、マンガ「空手バカ一代」に熱中し、自宅にサンドバックを購入し、
社会人になってからは、フルコンタクト空手を始めました。
 
それからサバキの空手や、キックボクシングなどを経験したのですが、
やはり空手と言えば、練習や試合前に行う「息吹」です。
 
丹田に意識を置き、深い呼吸を吐き切ることによって、体の不調だけでなく、
「意識の集中」を主に高めるために行います。
 
呼吸は「心の鏡」であり、不安で緊張している時には呼吸が浅く早くなったりするのを、
丹田呼吸により、心のスイッチを切り替えるのです。
 
つまり、自分の意志でコントロールできない、「自律神経」に意識的に働きかけ、
気持ちを落ち着かせることができるようになるのです。
 
空手においても相手と戦うという、いわば極限の興奮状態にありながら、
冷静に、気持ちを落ち着かせて戦うことができる「肚の座った」人間になれます。
 
試合前や、瓦の「試し割り」の時に行うのも、そういった理由です。
そして、体の筋肉や、各部の「締め」を意識するということが重要です。
 
相手に殴られ、蹴られたりする競技ですので、全身を締める必要があります。
だから空手の鍛錬として、よく用いられるのです。
 
ちなみに合気道の世界でも、丹田に気を集める呼吸は、日常から意識しろと言われております。
 
歌手がボイストレーニングする際も「丹田を意識しろ」と言われように、
やはり人間にとってエネルギーの源なのです。
 
その他の効果は、やはり、お腹の引き締めには、大変効果があります。
 
息を出し切る際に、お腹をとても締めますので、最近流行りのドローイン同様、
腹圧をかけるという点では、近い効果があると思っています。
 
この呼吸法は、呼吸法最後の締めとして行いますので、
日常でも緊張する場面では使っていただき、精神集中をして下さい。