ストレッチとは?

■ストレッチとは?

 
健康寿命向上道場そもそもストレッチという言葉は、1970年代後半にアメリカで使われ始めました。
1975年に「ボブ・アンダーソン」という人が「ストレッチング」と名の本を出版し、
日本では1981年に翻訳され出版されました。
 
これをきっかけに日本でもストレッチの考え方が広まり、健康体操として、
また、スポーツのウオーミングアップとして広まっていきました。

この40年近い歴史の中で、ストレッチの研究も進み、様々な効能が解ってきています。
メジャーリーグのイチロー選手が打席に入る前に、身体をほぐす光景もよく見られ
一般の人にも浸透しているはずです。

今ではスポーツの準備運動としてだけではなく、健康目的、肩こり、
腰痛などの防止にも役立つ重要な役割を担っています。
 
そもそもストレッチという言葉は、「筋肉を伸ばす」という意味ですが、
身体の筋肉を柔軟な状態に保つことが目的で、関節の可動域を広げケガの防止にも役立ちます。
 
一般的なストレッチと言えば、伸ばしたままじっとしている
「静的ストレッチ」(スタティックストレッチ)が主流でしたが、
研究が進むにつれて、次第に「動的ストレッチ」(ダイナミックストレッチ)を行なう事で
スポーツなどにおけるパフォーマンスの向上にもつながっていきます。
 
ストレッチの良い所は、筋肉トレーニングや、マラソンのような有酸素運動と違い、
どこでも、何歳になっても手軽に誰でもできることから、
中高年の健康増進体操として役立つ事です。
 
パソコンやスマホの普及により、眼精疲労や頭痛などの症状も
血流の改善によって緩和されることも解明しており、肩こりは肩甲骨のストレッチで、
腰痛は、お尻と足裏ハムストリングスのストレッチで、痛みが緩和される事も解っています。
 
最新の研究では、ストレッチによって筋肉の温度を高め、冷え症の改善や、
免疫力がアップする事によって風邪などの病気にも
かかりにくくなってくる事が解ってきました。
 

■「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」の違い。

 
ストレッチストレッチには大きく分けて二つあります。
静止した状態で筋肉や腱をゆっくり伸ばすのが「静的ストレッチ」
(またはスタティックストレッチ)。
 
もう一つが、軽い反動などを利用しながら筋肉や腱を伸ばす
「動的ストレッチ」(またはダイナミックストレッチ)。

大きな違いは、静的ストレッチが筋肉の伸縮性を高めるのに対し、動的ストレッチは
関節などの可動域を広げ、スポーツなどのパフォーマンスを高める事ができます。
 
ストレッチを行う際に、気を付けることが何点がありますが、
まず大事な事は「毎日継続する事」です。

一日、二日行ったとしても、大きな効果は得られません。
毎日コツコツと行なう事で、何歳でも体は柔らかくなります。
数週間から、数か月も行えば、目に見えて身体の柔軟性を体感できます。
 
そして、呼吸は絶対に止めない事。
血行の促進や、副交感神経を優位にする為にも、呼吸は絶対に止めないでください。

伸ばす時は呼吸を吐きながら。
難しく考えるとストレスも溜まりますので、呼吸を止めない事だけ注意してください。
 
それとストレッチを行う時間ですが、基本的にはいつでもOKです。
一番良いのはお風呂上り。筋肉が温まって伸びやすく、リラックスもしているので、最高のゴールデンタイムです。
 
逆に、食事の後、30分~1時間は適していません。
食事をすることによって、胃などの内臓に血液が集中していますので、ここで行ってしまうと
全身に血液が行きわたり、消化不良を起こしてしまいます。